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夏将軍
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暑いね。
・・・と、こっそり書き込んでみたりして。

みなさんお元気にお過ごしでしょうか。
我が家は、人も猫もグロッキー(古っ)寸前です。
夏将軍はまだまだ勢いを弱めるつもりはないようです。
明日はまたもや猛暑日になるらしく、皆様十分にお気をつけてお過ごしください。

See you soon.
Top▲ | # by mikansky | 2012-08-15 19:24 | other
新年のごあいさつ
2012年のご挨拶を、こっそりと。

昨年は、正直、へこたれた1年でした。

祖母の介護で、私たち家族の神経はすり減り、
情けないことに、私は今までになく家族を疎ましく思いました。

そこへ地震。

続く余震、毎日のように鳴る緊急地震速報のブザー、どうしても止まない地震酔いのめまい、
しかしそれを泣き言にしては東北の人達に申し訳ないという罪悪感のせいで、
明かりもテレビも付けっぱなしにしないと布団に入れないという毎日が続きました。
だけど、節電の世の中で明かりやテレビをつけたままにする自分への情けなさ。
堂々巡りでした。

本当は、そんなぐずぐずの思いを
書くことで全部吐き出してしまおうと、何度も考えました。
あの日、あの瞬間、何十羽の鳥が凄まじい勢いで南の空へ飛ぶのを見たこと。
裸足で外へ飛び出して、玄関の柱にしがみつき、揺さぶられ続けたこと。
電気のない、情報のない一晩が明けた朝に初めてテレビで見た東北の光景。
それからずっと私の中で続いていた思い。
そういう諸々を書けば少しは楽になるかもしれないと思いながら、書けませんでした。
書くことで反芻してしまうのが怖かったのかもしれません。
また、楽になってはいけないという思いもどこかにはあったような気がします。
でなければ、あんなにひどい目に遭わなければならなかった東北の人達に申し訳が立たない。

140文字で他愛ない日常をつぶやくことの方が俄然楽で、
毎日の断片Twitterに書き込んだり、
Facebookで昔からの友人・知人との旧交を温めたりの日々でした。

今年は、去年経験したことや感じたことを、少しずつ違う形に変えていこうと考えています。
何をどうやっていこうかという具体的なものはまだ見えていませんが、
内向きの時間はそろそろ終わりかな、という気がしています。

皆さんはどんな去年を過ごし、どんな今年につなげていこうと考えていますか。
また何かの形で、ささやかなつながりが持つことができればありがたく思います。

いい1年になりますように。
Top▲ | # by mikansky | 2012-01-03 15:21 | other
こっそり、こっそり
祖母の介護を巡るすったもんだがどうしようもなくて、
その間にも翻訳のトライアルを受けまくって(現在も受けまくり)、
その瞬間その瞬間に140文字くらいを吐き出すくらいしかできなくなっていた。

少しずつ出口が見えてきました。
だから、こっそりとこへ来てみました。

さて、また少しずつ始めてみようかな。
Top▲ | # by mikansky | 2011-09-30 14:53 | other
旅へ
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実は、21日から26日まで、カナダへ行ってきました。
日本がこんなことになっている時に、
まるで逃げ出すかのような自分への罪悪感を胸の奥の方に沈ませながら。
それでも、大病をした友人に会うために前々から決めていた旅です。
3月11日には「大丈夫?」「どこでどうしているの?」
「こちらへ来るのは次の機会でもいいんだよ」と、沢山のメールが海の向こうから飛び込みましたが、
少し怯んだ心をまっすぐに立て直し、
「行くよ、空港にたどり着くことさえできれば、行く」と全てのメールに返事をしました。



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今回の旅をあきらめなかった理由はもうひとつ。
学校を卒業し、就職が決まった姪を一緒に連れて行くことにしていたから。
二人だけで長い時間を過ごすことなど今までなかったものですから、
多分行かないだろうなぁと思いつつ「一緒に行く?」とメールをしてみたところ
思いもよらず二つ返事で「行く!」。
それではこれをおばちゃんからの卒業&就職祝いにしようとなったわけです。



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カナダの友人達は本当に姪をかわいがってくれました。
あちこちで友達に会うたびに
「この子、英語が全然話せないの。本当にダメなの」
と前置きをしないとならないほど英語ができない彼女。
それでも物怖じせずに日本語で話しかけてしまうそんな性格も幸いして、皆とてもよくしてくれました。
それに気をよくした姪も
「かわいいなぁ、カナダ人! そしてみんな自由だ!」と上機嫌。
人生の分岐点でとてもいい経験をさせてやることができたと、
おばちゃんは本当に幸せに思ったのでした。



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この旅の中で、本当に沢山の人から優しい言葉をもらいました。
空港のカウンターの職員、両替所のおばさま、レジのお姉さん、飛行機で乗り合わせたカナディアンガイ・・・
みんな私が日本人だと知ると
「地震、大変だったね」と優しく声をかけてくれました。
「でも、80歳のLadyが9日ぶりに助かったのでしょ。
きっとまだまだ沢山の望みがあるわ!」
そんな言葉にどれだけ心を抱きしめられたことか。
街のあちこちで見かける日本への応援の言葉、募金箱に頃の中で何度も頭を下げました。

余震や放射能を考えると、正直帰ってくるのが不安になる瞬間もありました。
でも、旅も、仕事も、食べることも、笑うことも、
とにかく私たちがしっかり地に足をつけてごく普通の生活を送ることが
強さにつがるのではないかと私は考えます。
普通に、でも少しだけ謙虚に優しく生きながら被災地の人達を思い、支え、
そしていつか
「あの時は本当にありがとう。今度は私たちが支える番です」
と、世界にお礼をする日を迎えたいと切に切に願うのです。
Top▲ | # by mikansky | 2011-04-01 13:46 | trip・odekake
よいお年を
とにかく慌ただしい1年でした。

仕事では、英会話ワークショップやskypeレッスンなど新しい試みに挑戦。
この仕事の可能性の大きさを実感しつつも、
さらに広げていくにはまだまだ力不足である自分も実感。
年の後半は学校へ通って学ぶことを始めました。
週に一度ながら、毎週の課題と、朝いちばんの授業に遅刻しないための早起きは
だらけきった身にはなかなかどうして辛いものですが、
それと同じくらいの充実感と刺激を楽しんでいる日々です。
2011年は更に新しい形の仕事にも挑戦したいと策を練っています。

プライベートでは、祖母の介護に多くの時間を費やす日々。
これが私の精神的余裕を大きく削り取る鉄の爪だったような気がします。
介護以外は、仕事と、確実に目に見える事物にしかエネルギーを費やすことが
できなくなってしいたというのが正直なところ。
このブログを書くことができなくなったのも、
時間が取れなくなっていたというよりも
精神的なエネルギーが異様に低下していたせいだったような気がします。

ブログを通じておつきあいをさせて頂いていた皆さんとは
悲しいほどに接点が減ってしまいましたが、
それもまた嘆いてみても詮無いことです。
新しい年にはまた少しずつ力を蓄えて、
少しずつ書き始めることができればと考えています。

あとわずかな時間で今年も終わり。
ひょっとしたら、
0時を迎えたところで本当はさしたる変化もないのかもしれないけど、
それでもいいチャンスだから、通り過ぎたことはすべて忘れて
まっさらなスタートを切ってみましょう。

どうか来年もお幸せに。
どうか来年こそお幸せに。
Top▲ | # by mikansky | 2010-12-31 22:58 | other
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