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頑張って焚いてるから
そりゃもう、エロコメントも入りますね、こんなにサボっていたら。
バタバタし過ぎのうえに、
twitterで短く呟く方が楽ということに気づいてしまった怠け者が久しぶりに書きます。

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益子へ出かけました。
Boulange770でパンを仕入れ、Cafe funeでお昼をいただき、
さぁ、ちょっと街歩きへ、と思った瞬間に見かけたポスター。
「ルーシー・リー展」
そうだよ!東京で開催されている時に行こう行こうと思いながら結局チャンスを逃したけど、
それが益子でも開催されるということをついこの前知ったんだっけ。
でも、車を運転しない私には、益子への道はそんなに平坦なものではなく、
多分行けないだろうなという思いから、すっかりこの企画のことを失念していたのでした。


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というわけで、同行の友人とともに益子メッセへ。
なだらかな坂を上る時にすれ違った穏やかそうなおじいちゃん。
「暑いねぇ」の言葉に、友人も「暑いですねぇ」
小さな旅の途中での、ああ、なんて微笑ましい出会いなの。
「頑張って焚いてるから余計に暑いんだな」
ん? 何て?
そう思った瞬間には既におじいちゃんの背中は小さく。
頑張って焚いている…?

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丘の上には、故濱田庄司の旧宅が移築されています。


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そして、その旧宅の隣には登り窯。
あれ? 窯の奥にちらちらと揺れるあの色は?


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小さな扉から薪が投げ入れられた途端、もうもうとした煙と紅蓮の炎が!
「頑張って焚いている」はこのことだったんですね。
確かに、窯に向かって立つと、夏の日差しなど比べ物にならない程の熱に直撃されます。
本当に素人っぽい考えですが、
こんな炎に焼かれても溶けることも割れることもない陶器の強さに驚きです。
「陶器のような女にならなきゃダメね!」
全ての事象を己が人生に絡ませてしまう哀しい女2人です。


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「ルーシー・リー展」は、それはもう素敵でした。
彼女の作品の魅力は、そこに料理を盛った様子がイメージできるところ。
陶器であっても磁器であっても、あまりに普通の生活からかけ離れていて
それが食の場面で使われていることをイメージすることができないものは魅力がありません。
展示ケースの中に飾られるような逸品ながらも、
見ている人が「この器にはあれを盛りたい」と思える。
それがルーシー・リーの素敵さ、楽しさです。

さすがにルーシー・リーを手元に置くことはできないけど、
私はマグカップ、友人はボウルを購入して満足。
ほくほくと家路に就いたのでありました。
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Top▲ | by mikansky | 2010-09-05 23:46 | trip・odekake
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