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人を人たらしめんことを

ゆかりんさんの記事「新潟の震災被災者を支援している企業を称えるスレ」
にトラックバックです。

今日、雨の中を歩いてコンビにへ行ってみると
レジに新潟中部地震への支援募金箱が。
こんなもので何の助けになるのか、というほど微々たる額ですが
財布の中にあった小銭をお預けしてきました。

ゆかりんさんの記事にリンクされているリストによると、
いろいろな企業や自治体が支援物資を送ったり、
いろいろな形での支援を提供していることがわかります。
もちろんそれぞれの支援に感謝なのですが、
私が特に胸をなでおろしたのは、
小児・大人用の紙おむつと女性用の生理用品を大量に提供している
企業があることです。

不思議な偶然なのですが、
大きな地震や水害といった災害が起こる時と
私の体の周期が女性特有のものと当たる時期が
一致することが多いのです。
その度に私は、今自分が被災地で
避難所にいる身だったら・・・と考えます。
いえ、考えようとするのですが、
私の頭は「そんなこと考えたくもない!」と
状況を想像し、思い浮かべることを拒否します。

おむつも含め、サニタリー用品が不足することは
それを必要とする人たちに不便・不快な思いを与えるだけでなく、
その人たちの人間としての尊厳すら傷付ける可能性があります。
ただでさえ辛い生活をしている人々に、
そこへ追い討ちをかけて辱めを受けるような思いを
味わってはほしくないのです。

阪神淡路大震災の時、
私はサニタリー用品を製造・販売している企業に
被災地におむつ・生理用品を無償で送っていただきたい、
とハガキを書きました。
他力本願のような私の行為は決して誉められたことではないのでしょうが、
女性として、人として、私の思いはそこへ飛んだのです。

こういった状況の中で、
絶えなければならないことがたくさんあるのは事実です。
いままでと同じ状況での生活を望むのは難しいことではあるでしょう。
ただ、どんな状況下であれ、
どうか、どうか、新潟で被災された人々の
人としての尊厳が守られますように。
Top▲ | by mikansky | 2004-10-30 14:40 | I think...
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