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クリスマスの靴下

『ブッシュ・ド・ノエル』があまりにも素晴らしくて
porekoさんの「クリスマスのご飯」にTBです。

ま、形容詞に「ちょー」なんて冠をつけて話すのは
銀歯でアルミホイルを噛むくらいに嫌いなんですが、
でも、ちょー不器用なんですよ、私ってやつは。
おまけに、ちょー大雑把。
で、数年前のある日、ケーキ教室に通うことを決断したと思ってくださいまし。

ケーキというもの、作ったことのある方にはお分かり頂けると思いますが、
例えば材料の計量がちょっと違っているだけでも
うまくいかないことがある。
かなり細かい作業なわけです。
ちょー不器用&大雑把な私にはてんで向かない行為なわけです。
でも、この向かない行為に敢えて立ち向かえば
ひょっとしたらこの不器用&大雑把が改善されるのでは?
それが、私がケーキ教室通いを決断させた理由でした。

案の定、私のケーキ作りは自分でも笑ってしまうくらい
それはそれは可哀想なモノでした。
回転台(ろくろのようなもの)に乗せたケーキにクリームを塗っていく作業で
自分が回ってしまうのです。
回転台を回せば済むものを、自らケーキの周りを回ってしまう。
そのたびに、先生からは
「あっ、mikanskyさん、ご自分が回らなくても
台を回せばいいんですよ」
と優しく諭される始末。
そりゃそうですよね、
中華料理屋で、回転するテーブルの周りをわざわざ自分が回って
料理を取るようなものですから。

そんなレベルですもの、毎回出来上がるケーキの出来は
推して知るべし。
一昨年のクリスマスに『ブッシュ・ド・ノエル』を作ったときもそうでした。
本人は必死なんですわ。
真面目に真面目に取り組んでいるつもりなのですよ。
でも、だからこそ余計に不憫な不器用モノ。





クリスマスの靴下_a0027105_23284565.jpg


まさに、脱ぎ捨てた靴下・・・

「 『片方無いと思ったらこんなトコにあったんだぁ。
 げっ、キノコ生えてるっっ!!』って感じですよね」
と力なく言う私に、
「そ、そんなコトありませんよぉ・・・」
と先生は力なく笑ったのでした。

Top▲ | by mikansky | 2004-12-25 23:31 | food
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