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猫飼好五十三次

月曜明けでぼんやりしている朝のことでした、いくつかの郵便物に混じって
「こぶたでぶー」のこぶちゃんの名前が書かれた封筒が届きました。
開けてみると・・・
 
猫飼好五十三次_a0027105_21554656.jpg

おおーっ、日本手ぬぐい。
そういえば、浅草へ行ったという記事があったっけ。


猫飼好五十三次_a0027105_21571898.jpg


よくよく見てみるとこの手ぬぐい
『猫飼好五十三次』だって!
猫の五十三次??
どうやら、東海道五十三次の宿場名を
猫にちなんでもじっているようです。





猫飼好五十三次_a0027105_2203438.jpg


    たとえば・・・
    府中は"むちゅう"。







猫飼好五十三次_a0027105_2215318.jpg


保土ヶ谷は"のどかい"。








猫飼好五十三次_a0027105_2225695.jpg


    二川(ふたがわ)は"ふえたか"





    といった具合です。



「かまわぬ」に代表されるように、
日本手ぬぐいに描かれる古典柄というのは
ユーモアとウィットに富んでいて大変恰好がいいものです。
一見単なるパターンのように見えて、
そこにとても洒落た意味をもたせている。
常に体の見える部分に着けているものでもないのに、
その図柄にきっちりこだわる。
何かの拍子にひょいと取り出す手ぬぐいで粋さ加減が測られる、
いい意味で洒落者にとっては油断のならない時代だったのですね。
こんな贈り物を下さるこぶちゃんも
なんて粋でお洒落なのでしょう。

こぶちゃんありがとう。
五十三次全て楽しみました。
額に入れて飾っておけたらいいのにな。
  
Top▲ | by mikansky | 2005-07-05 22:18 | today
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