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声をきかせて

過労死、という言葉が浮かぶくらい
相方はめちゃめちゃなサイクルで仕事をしている。
だから、携帯にメールをしても滅多に返事が返ってくる事はなく、
その代わり、何日かに1回、夜中の2時やら朝の6時やらに電話がかかってきて、
私たちはまとめて話をする。
彼の携帯に溜まっている私からの質問や、日々の出来事の報告に
相方はまとめて返事をくれる。

ふと考えた。
相方以外の人と、電話で話した記憶が
近頃の私には、ない。
仕事の連絡や、事務的な短い電話を受け取ることはあるけれど、
いわゆる「おしゃべり」についてはその全てがメールで済まされてしまっている。
確かに便利だものなぁ。
うん、安上がりだもの。

誰かとおしゃべりがしたくて電話をかけるのには
結構周到な心の準備とタイミングの計りが要る。
相手の時間をいただくわけだから、
極力負担をかけずに済むタイミングを狙いたい。
でも、その瞬間相手が何をしているかなんて見えるわけもなく、
結局はその人の生活パターンを参考に推察するしかない。
なーんてことを諸々考えていると
自ずと「電話よりメールが便利ね」となってしまうわけ。

メールが冷たいとは思わない。
例え機械が繰り出してくる文字だって、
それが文になればその人らしさが見えてくるからね。
それはそれで味わいもあるってもんで。

ただ、時々「んあ?!」と思ってしまう瞬間があるのも否めない事実。
どんなにいっぱいメールを交換していても
やっぱり会わなければ顔を忘れてしまうし、
電話がなければ声を思い出せなくなるもの。

だから電話してよ、みんな・・・と言いかけて気がついた。
私がかけりゃいいんじゃん。
♪私、まーつーわ 
なんて受話器を見つめていても埒が明かない。
で、かけてみた。
「今、大丈夫?」
「うわぁ、"電話してみようかな"と思ってたところ!」
やっぱりメールより少しだけ近く感じられるね。
そうそう、こんな声だった。

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Top▲ | by mikansky | 2005-08-30 23:33 | other
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