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散歩日和
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どうも。
「ずっと女でいたいから、このサイトに登録しました fromゴンザレス」
というエロジャンメールに
「じゃあ、まずはそのHNがダメじゃん!」と、
声を出して突っ込んでしまったmikanskyです。

朝からなんとなく鈍い腹痛があったのですが、
時間が経つにつれ少しずつ治まったので
お昼前に散歩に出てみました。
わけあって、ここしばらくまともに表へ出たことがなかったのですが、
それはそれは気持ちのいい日和でした。
歩けば必ず気に懸かる近所の建築現場
今はぐるりを銀色の塀に囲まれて、
重機やそれを操る人の姿を見ることはできません。
これは、青い空に向けて聳え立つ「どかーん!」ていう機械。
地面に穴を開ける(杭を打つ?)ものだと思います。
なかなかの男前、って感じがしませんか?(笑)









昨日だったかな、
こんなCMを見て、不覚にもテレビの前で泣いてしまいました。
医師の心無いひと言編
(なぜか"高速"だと私のPCでは文字が表示されません。
画質・音質が落ちますが、"低速"でご覧になったほうがいいようです)

お母さんを亡くした友人の話。
ほとんど眠ったような状態のお母さんの病室へやってきた医者が、
「もう末期がんでどうしようもないからさぁ」という言葉を皮切りに
"末期がん"という言葉を連発したそうです。
病で感覚が弱ったとしても、聴覚は最後まで残ると言われています。
現に、こん睡状態の人が音楽や近親の声の力で意識を取り戻した、という例が
多々あります。
友人は、この医師の言葉がお母さんの耳に届いていたら、と
気が気でなかったそうです。
医師が出て行ってほっとした途端、
悔しさに涙が止まらなくなってしまった彼女。
たまたまやってきた看護師さんがそれに気づき、
一体何があったのかと彼女を問い質しました。
初めはためらっていた彼女も、件の医師のあまりにも無神経な言動について
その若い看護士さんに話したそうです。
結局、その話はすぐにその看護師さんから婦長さんへと伝わり、
婦長さんから院長へと伝わり、院長は直接友人と話し、事実をきちんと調査し、
病院側と件の医師から謝罪、という形になりました。

友人のケースは、病院自体にきちんとした自浄作用があったため、
また救いがあったと言えるものでした。
でも、日本医師会がこういうCMを作るということ自体、
医療従事者の心無い言動で更なる痛みを背負わされる患者さんが
あふれているということの確実な証拠です。

できるだけリアルに想像してみて。
乳がんを宣告されたあなた。

がんなんて、自分の身に降りかかるとは思っていなかった。
昨日まで何もなく平穏に暮らしてきたのにね。
仕事はどうしよう。任された仕事はデスクの上に山積みなのに。
家族は?入院になったら子供の世話は誰がしてくれるの?
がんだなんて言ったら、両親はどれだけ心配するか。
私は、生きられるの? それとも、命の期限を切られるの?
もしもそれで命が保障されるなら、この乳房を根こそぎ差し出す?
小さいとか、垂れてきたとか、さんざん文句を言いながらも
何十年と付き合ってきた私の胸。
パートナーは?おっぱいがひとつだけになっても私の体を愛してくれる?
その前に、私は私の体を直視できるの?

いろんないろんな思いが、
きっと一瞬にしてあなたの頭と心に押し寄せる。
不安、恐怖、怒り、
大きな波に飲まれてしまいそうで必死で呼吸を整えるあなたに、
医師が振り向いて言う。

「もう年なんだから、乳房なんていらないでしょ」

どう?

絶対にあってはいけないことでしょ。

がんであれ、エイズであれ、風邪であれ、虫歯であれ、
体のダメージはそれだけで心をも痛めつけます。
だから体を治そうと、頑張る人たちがこんな思いをさせられています。
もちろん、医師だけではありません。
知人、友人、パートナー、家族、周囲の人たちの心無い言動が
(時として無意識の言動も)
病を抱えた人の心を傷つけます。
たとえどんなに泣き叫んでいても、苦痛にのた打ち回って悪態をついても、
病を抱えながらそこにいることだけで
十分に忍耐強く、十分に頑張っていると思ってあげて欲しいと
私は思います。
優しくしてあげてください。
お願いだから。
Top▲ | by mikansky | 2006-12-03 23:41 | I think...
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