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カナダ的ナンセンス
我が心の王子様、matthewさんが
アメリカ的ナンセンスについて書かれた記事が面白い。
読みながら、「あ~、なんか、わかるなぁ」とうなずきマーチの私。
確かに、異国に暮らしてみると、「文化が違う」なんてこと百も承知でも
「そうくるかっ?!」ってことにたくさん出くわします。
どっぷりと日本の文化・風習に浸かった身にとって、
そういうことのひとつひとつが"Doesn't make sense to me."
理解の範疇外、なんですわ。
(慣れるまではね。慣れちゃうと、今度はそれが当たり前)

ある日、銀行へちょっと面倒な手続きをしに出向きました。
サンドイッチのオーダーin Englishほどに
事務手続きin Englishが苦手な私。
前もって必要な単語を調べたりしてね、
そりゃあもう頑張ってカウンターへ行ったわけですよ。
で、必死に説明したわけですよ。
頷きながら私の説明を聞いていたカウンターのお兄さん、
「OK!」と満面の笑み。
通じたわぁ♪と、私がほっとした瞬間、
なぜかちらりと腕時計に目をやるお兄さん・・・
「Oh,I am so sorry, but・・・今から10分間コーヒーブレイクなんだ。
だから、僕は行かなくちゃ。
ほら、向こうのカウンターにいるDavid、後は彼がキミに応対するからね。
He is a nice guy だからさ! ハハハハハ!」
なんですと?
いや、たとえコーヒーブレイクだとしても、
よしんばナイスガイだとしても、
今キミが私から去っていったら、
私はまた同じことをDavidに説明しなければならないのかい?

「ヘイ、デイヴ! こちらのレィディをテイクケアしてくれるかい。
ボクはこれからコーフィターイムなのさ」
「オーキードーキー、アラン!
さぁ、レィディ、こちらへおいでよプリーズ」
まぁ、日本語に訳してみればざっとこんな感じの会話が交わされて、
私は、非常にフレンドリーなプチたらいまわしの目に遭ったわけです。
もちろん、また一から説明したわさ、デイヴにね。

労働時間だとか休憩時間だとか、
働く際の自分の権利について、カナダの人は(人にもよると思うけれど)
ものすごくはっきりしています。
ショッピングモールだって、閉店時間になれば
まだ客がいようとお構いなしにそちこちで店のシャッターが閉まり出します。
そりゃあ初めはびっくりしましたよ。
サービスの心というものを持ち合わせていないのかっ?!ってね。
英語には「客商売」という言葉はないのか?と。

でもね、そういう中で暮らしていると、
慣れと同時に、
"Doesn't make sense to me."の中にも一理あり、
ということが見えてくるんです。
確かに、融通が利かないところはあるけれど、
日本のように、誰かがサービス残業とやらを黙って受け入れてしまえば、
その職場の全ての人がそれを受けざるを得ない状況にもなりかねない。
自分の権利を守ると同時に、
共に働く人の権利を守るためにも
彼らはあそこまできっちりと権利を行使するのかもしれません。

もちろん、どちらの文化がいいとか悪いとか、
そういう問題ではないのね。
いいとこ取りの文化を作ることができれば
それは素敵なことなのだけど、
幸運なことに複数の文化の中で暮らすチャンスを与えられたなら、
それぞれの文化の中での暮らし分けを楽しんじゃえば
いいのではないかと。
Youたち、楽しんじゃいなよ! と。

カナダにいたときは、そりゃあもう日本ではありえないことを
てんこ盛り体験させてもらいました。
そのたんびに「ありえなくなーい?」と、今のヤング風に(笑)
目を白黒(欧米人は"目を白青"?)させたものです。

あ、とてもカッコイイまとめ方で、現代社会に一石投じてみようと
ここまで書き綴ってきましたが、
カナダで経験した「ありえなくなーい?」な出来事が
次から次へと浮かんで、
思い出し笑いが止まらなくなってきました。
尻切れトンボではありますが、この記事はこのヘンで。
お後がよろしいようで・・・。

Thanks to matthew.
A big hug for my prince.

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Top▲ | by mikansky | 2007-06-28 14:10 | これってどうなのよ?
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