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銀幕の
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カテゴリの中に在りながら、
一度も使われることのなかったもの、
そう、moviesです。

「映画、好きですよ」
なんて時々口にするけど、
その割りにあまり映画館へは行かないし、
ビデオもそんなに借りないので、
ひょっとしたら言うほど好きでもないのかな、と
最近では自分を疑っています。

一番最後に映画館で見たのは、
確か「初恋の来た道」でした。
一体何年前だ?
私はまだ都内でひとり暮らしをしていて、
京王線と井の頭線を乗り継いで
一人、文化村まで行ったのでした。
いい作品でしたよ。
いまだに見ると泣けます。

ハリウッド系の超大作はあまり好みではありません。
ヨーロッパやアジアの作品、
ミニシアターでしかかからないような作品に惹かれます。

好きなものを羅列することって
芸がないようであまり得意ではありませんが、
好きだな、と思うものを
暇に任せていくつかあげてみます。


「ギャルソン!」

「レッドバイオリン」

「バベットの晩餐会」

「デブラ・ウィンガーを探して」
「ベートベン不滅の恋」
「ギルバート・グレイプ」
「コックと泥棒、その妻と愛人」*1
「クリクリのいた夏」

私は映画を見るときに、
ストーリーとはあまり関係ない小さな部分に目が行ってしまいます。
例えば、
「羊たちの沈黙」は私にとってはさほど面白くない作品だったのですが、
レクターによって殺された警官が、
ホテルの最上階の部屋の天井から十字に吊るされた画を
とても美しいと感じてしまったり、
これもまたあまりおもしろくなかった
「ユーガッタメール」では、シャッターを開けることと閉めることを
何かのメタファーにしたかったんだろうな、なんて。

ま、映画の見方なんて人それぞれでもちろんいいわけですが、
こんなふうに重箱の隅を突くように見ていると、
割とどんな作品でもそれなりに好きになれたりするものです。

*1)
「コックと泥棒-」は、皆さんにはあまりお薦めしません。
私にとっては究極のラブストリーなのですが、
残虐なシーンが多いため、ほとんどの方は不快に感じると思います。

++写真++
「初恋の来た道」を見た日、文化村でやっていたクラフト展で買った指輪


Top▲ | by mikansky | 2004-07-18 15:51 | movies
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