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カテゴリ:I think...( 89 )
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マイノリティ
ワールドカップ開幕以降、私は完全なマイノリティ。

朝のニュースショーも、ワイドショーも、夕方のニュースも、
一日が終わる直前のニュースも、テレビは全てサッカー。
サッカーが悪いわけではない。
日本チームが悪いわけでもない。
川平慈英だって何も悪くない。

じゃあ、私をこんなに居心地悪くさせるのは何者?
「ワールドカップ見てません」と言うと、
あからさまに”噴飯もの”扱い。

もう少しだけ平らで、
そうであることもそうでないことも尊重してくれる世の中だったら
マイノリティもマジョリティもないのにね。

・・・な~んて、大げさか。
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Top▲ | by mikansky | 2010-06-18 14:38 | I think...
女の道
ちょっと前まで、自分では制御できないほど大きな感情の波に翻弄されていた。
苛立ち、怒り、絶望、悲観、喪失感、これを一体何と名付けたらいいのよ?!という
得体の知れない感情。
・・・ん? ちょっと待てよ。
ひょっとしてこれはあの
「どうしてかなぁ、南、30を過ぎた頃から・・・なんだかイライラする! イライラする!」
と同じもの?
一瞬、青いレオタードでリボンを振りながら
満面の笑みでこのセリフを口にする自分の姿が浮かんだ。

そんな時に耳にしたCMソング。
「生きることはくすんでゆくこと
 だからせめて肌だけは濁らずに・・・」
はぁっ?!
我が耳を疑いましたね。
そりゃあ最近は「くすみをカバー」って売り文句に弱いわさ。
髪も染めなきゃ大変だ。
重力との闘いにもほとほと疲れてはいるけどさ・・・
生きることはくすんでいくこと、って言われちゃあ
元も子もありませんや。

とは言え、もちろん、
私にも良くも悪くも年齢によるいろんな変化は起きています。
だから、これから仕事をどういう方向へ持って行こうか、とか、
若い頃には気にならなかった健康の問題をどうして乗り越えて行こうかとか、
いろいろなことを考えるわけですが、
最近しばしば考えるのは、これから女としてどうしたものか、ということ。

若いという事実だけでもある程度の武器になっちゃうという
強いようなつまらないような年齢をとうに過ぎた今、
それでも女という性は変わらないのだから、
さぁここからはどうやって女としてのしなやかさや、可愛さや、エロや、強情さを
抱えていったものかと改めて思うのです。

ともすれば、自ら年とともに女であることを意識しなくなったり
意図的に捨ててしまったりすることもあるけれど、
それでも女であるという事実は同じ。
だけどやっぱり世間からはさほど女として意識もされなくなっていく。
そんなスパイラルの中で、
女という性をどうしたら楽しんで生きていけるのか。
これはもう、大きな課題です。

お肌とおっばいとお尻のハリだけで十分に世の恩恵をこうむることができる10代20代。
(私はその年代でもさして恩恵を受けちゃいなかったが)
それはそれで楽に人生を楽しめて羨ましいけど、
全てのハリが失われつつある今、ちょっと(だいぶ)手間かけて、ちょっと(だいぶ)作戦練って、
生きていくのも悪くはないと・・・思いたい。

さぁ、どうしよう。


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Top▲ | by mikansky | 2010-02-22 19:03 | I think...
今日の私、明日の私
黄色とピンク、2色に分かれている不思議な花。
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自分の庭に咲いているのに、名前が分からず。
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花にスズメバチ。
本当は蜂をもっと大きく撮りたかったのだけど、
ゴキブリよりも蜂の方が数段苦手な私はこれ以上近づけず。
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「花はいいねぇ」なんて浮かれて写真を編集しながら、
録画してあった「9.11 アメリカを変えた102分」を見たのだが、
途中で写真などどうでもよ過ぎるほどに辛くなってしまった。
私は多分、これからの人生の中でここまでの経験をすることはないだろう。
でも、9.11にあの場に居合わせて、全てを目の当たりにしてしまった人たちも
自分があんな経験をするとは思っていなかったはず。
そう考えると、今日、花がきれいだからとカメラを向けた自分が、
明日はどうなっていてもおかしくはないんだということに
あらためて気づく。
9.11に遭遇してしまった人たちの心は、ほんの少しでも救われているんだろうか。
祈らずにはいられない苦しさ。
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Top▲ | by mikansky | 2009-09-06 23:22 | I think...
103歳
ばあちゃんは最近、終りに向けて少しずつ歩を進めている。

不運な事故や悲しい病に襲われることがなければ、
人はこうして少しずつ順番を経て生を終わらせていくのだな、と
この頃のばあちゃんを見ているとつくづく思う。
歩くことがおぼつかなくなって、食が細くなって、眠る時間が長くなって、
それは、少しずつ、少しずつ。

体の小さな老人ひとりでさえ、
介護というものはこれだけ大変なものかと
正直気持ちが疲れないわけではない。
母は、自分が介護されてもおかしくないような年に手が届きつつあるし、
父は、家庭のことをほとんどこなしてこなかった分、
この状況にもどこか関わりきれていないところがある。
自ずと感情は小さく食い違うし、
それぞれがそれぞれに心休めない毎日。
本音を言えば、こんな緊張感がしんどい。
何も心配することなく、満足いくまで眠りたい。

だけど、これが家族というもの。
多分そうなんだと思う。

103歳のばあちゃんは、
これから必要なだけの時間をかけて
少しずつこちらでの暮らしを終わらせていく。
私たち家族はそれを見守るだけ。
どこかに優しい神様がいますように。
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Top▲ | by mikansky | 2009-06-22 11:14 | I think...
変わらずに
喋り疲れた仕事の帰り、新幹線のホームを歩きながらふと考えた。
いつまでこの仕事を続けることができるだろう。
教えるということを。
いや、ひょっとしたら教え続けて喋り続けて
一生を終えるのだろうか。

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大富豪になることもなく
パパラッチに追い回されることもなく
誰かのために全てを捧げることもなく
タヒチの水上コテージで昼寝をすることもなく
ヒマラヤの頂上から下界を見下ろすこともなく
悟りを開くこともなく
東京ドームでコンサートをすることもなく
油田を掘り当てることもなく
勝利演説をすることもなく
人前で大声をあげて泣くこともなく
発行部数100万部を超える傑作を書き上げることもなく
「お釣りはとっておいて」と言うこともなく

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いえ、そうなりたいとか、そうしたいというのではなく、
ただ、このまま、何ひとつ変わらないままに
ほんの欠片すらも変わらないままに
終わっていくような感覚を、
うまくいかなかったような気がする仕事の帰りには
なぜか味わうのです。

 ★文章とはまったく関係のない写真は、
  買ったばかりの単焦点レンズで、マニュアルフォーカスに慣れるための練習。
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Top▲ | by mikansky | 2009-02-13 23:29 | I think...
緊張
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風の音と雨の音で、5時には目が覚めてしまった朝でした。
どうしても、強い風の音が嫌いなので、
そこから再び眠りに落ちることはできず、
ごろごろごろごろと、布団の中で考えごとを。

2月は、これまでになく忙しい月になりそうです。
本当に、本当に、
今までなかったような仕事のスケジュールになりそうなのです。
とてもありがたいことなのですが、
そこはそれ、これまであまり仕事量に恵まれなかったフリーランサー。
少し、緊張しています。
こなせる自信がないわけではないのです。
ただ、なぜだか少し緊張しています。
少しだけ、怖いような。

でも、本当にありがたいことです。
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Top▲ | by mikansky | 2009-01-31 13:44 | I think...
オンナの品格
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「なんでこんな色を買っちゃったのかなぁ」と、
買ってから2度しか着なかったセーター。
久しぶりに引き出しから出してみたら、虫食いの穴。
私が買わなきゃ、この色を素敵に着こなせる人の手に渡って
今頃は鈍色の冬の彩りになっていたかもしれないのに。
ごめんね。
節約とか、エコとか、それよりもずっと前のレベルで
品があるかないかの問題なのかもしれない。
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Top▲ | by mikansky | 2008-12-03 11:27 | I think...
いのる
流れる音楽をかき消すほどの轟音を立てる雨。
どこかへ落ちたりであろう雷のせいで、
時折電気が消えて、あたり一面は真っ暗闇。
暗闇が苦しい私は、テーブルの上にありったけの蝋燭とライターを
いつ暗闇に教われてもいいように並べて。

比べることでしか物事を量れないような自分を情けないと思うけれど、
自分が怖いと感じることに出くわすと、
世界のどこかでもっともっと怖いことに直面している人のことを思ってしまう。
たとえば、突然の暗闇に慌て恐れながら、
かの地で乱暴に連れ去られ命を奪われた若い彼は
どれだけの恐怖を味わったのだろうという思いが胸を過る。
無事を祈り待ったご家族の苦しさはいかばかりだっただろう。

きっと、世界には、
今この瞬間にも、私の想像を超える恐怖に直面している人がいる。
尋常ではない雨音や短い暗闇などは、その比ではないに決まっているけれど、
この暗闇の中で、この怖さを実感している時こそ、
名前も顔も知らないその人のために祈ろう。

WAR CHILD   The Cranberries
(辛いシーンがあります)



ひどい雨に見舞われている地域の方、
大丈夫ですか?
どうぞ、十分にお気をつけて。
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Top▲ | by mikansky | 2008-08-28 22:20 | I think...
話す
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無性に誰かと話したくなることがある。
でも、誰でもいいというわけではなく、
誰か。

向かい合うのではなくて、
肩を並べて、
同じ方を見ながら。

言葉の意味が分からないときは
ゆっくりと確かめ合って、
伝わらないときは
伝えられる方法を探して、
考えが違うときには
違うことを面白がって。

そんなことを
同じテンポで楽しめる誰かと、
くだらないことも、難しいことも、
まっすぐなことも、恥ずかしいことも、
時間を気にすることもなく
話すことができたらいいのに。

話せたら、いいのに、と。
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Top▲ | by mikansky | 2008-08-22 22:33 | I think...
カイシャ
ここしばらく、短期のお仕事を頂いて
ある企業へ英会話のレッスンに伺っています。

受付で用件を伝え、リストに名前を記入すると、
受付嬢がビジターバッジを渡してくれ、
その日レッスンに使う応接室のナンバーを教えてくれます。
スーツ姿、制服、研究服。
もう10年以上会社というものに属していない私には、
そいうもの全てがとても懐かしい、
というよりも、もう既に新鮮なものになりつつあります。

なぜか私は、一番最初に勤めた会社(住宅メーカーでした)に
自分が戻って働いている夢をよく見ます。
そして、時々、本当に時々、仕事でどこかの会社を訪れると
少しわくわくします。
きっと、ここまでずっと自分のペースで仕事をしてきた私が
組織の中へ戻っていくことはもう難しいと思うのですが、
自分と人との関係や距離を計りながら、
系統立った仕組みの中できちんと働く人たちがとても格好よく見えて、
会社というものにちょっと憧れてしまうのです。
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Top▲ | by mikansky | 2008-05-28 23:43 | I think...
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