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息抜きという名の欲望
ちょっと前のこと。
息抜きというわけでもないけれど、外出をしました。


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仕事が一段落するのを、テレビを見ながら待って


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散歩がてらスーパーへ買い出しに。
背の高いマンションがこれでもかと居並ぶ様に田舎者は驚くばかりです。
ため息交じりに見上げては、ぐるり360°見渡してみたりしてね。
こんなにたくさん人が住んでいるのですか、東京。


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潮の匂いから、海がすぐそばなのがわかります。
あんな船に乗って、優雅に海風に吹かれてみたいものだわ。
この季節じゃ、もうかなり寒そうだけど。


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すきっ腹にとりあえずの間に合わせは、みかん。
私が子供の頃は、みかんは箱買いが当たり前だったものですが、
いつの間にか箱は小さくなり、さらに今では袋売りがほとんど。
「こたつでみかん」も、もはや風物詩ではないのかな。


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今夜は絶対水炊き!と、昼間、築地の宮川食鳥鶏卵へ行ったのですが、なんとお休み。
下調べが甘かった・・・。
お寿司をつまむだけで築地はあきらめ、鶏肉は近くのスーパーで購入。
これが意外と美味しくて、箸が進む、進む。
鍋はあらかた空っぽになってしまいました。


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とはいえ、甘いものは別腹なのは当たり前。
翠江堂の富有柿は、先日「和風総本家」の豆助のおつかいにも登場しました。
見た目が柿そのものなのはもちろんのこと、甘く煮た金時豆の「種」が入っているあたりもニクい奴です。


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水炊きで暴走モードとなった食欲が和菓子ひとつで治まるわけもなく、
翠江堂と言えば忘れてはならない「苺大福」もいただきます。
正直、苺大福って一度も美味しいと思ったことはありませんでした。
大福の中にわざわざ水っぽいものを入れて味を薄くしてどうする?!って。
ところが、翠江堂の苺大福は別物。
苺の味がしっかりしているので、餡の味をぼかすこともなく両方の味が引き立っています。
この苺、栃木のとちおとめです。まさか違うわ、栃木。
(注:この「まさか」の用法は栃木弁特有のもの。気になる方は検索、検索)
U字工事じゃなくともちょっとうれしい。

こうして見てみると、食欲暴走気味の息抜きに我ながらびっくり。
ま、全体的には"和"だし、そこそこヘルシーなんじゃな~い?と都合のいい言い訳を繰りつつも、
そろそろ食生活を見直さなければダメだな、と溜息をつく私なのでした。
でも、美味しいものは美味しい。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-29 22:42 | trip・odekake
昨今の諸々
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久しぶりに空に青が覗く朝。
夏が好き、というとちょっと格好いい感じがしますが、
私は断然冬の方が好き。
耳から忍び込んで脳を侵すような、キーンとした寒さがたまらない。

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桃栗三年


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柿八年


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小澤栗園の焼き栗です。
にっこりと笑うように開いた殻から覗く黄色い実。
レンジで温めるとホクホクです。


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栗とは反対に、柿の実はつるりと冷たく。
乾いた喉を潤しながら、ひんやりと滑り落ちていくその感覚が素敵。

"名残"を味わいながらも、さぁ、この時期"はしり"は何かしら?なんて考えている。
そりゃあ痩せないよなぁ。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-23 23:12 | today
冬の入り口
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私の場合、ヒーターの灯油の匂いが何かの想い出につながっているようで、
季節のはじめに嗅ぐたびになんとも懐かしい気持ちになるのですが。
一体何の記憶とつながっているのか、
もうずっと思い出せずにいます。


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最近は、散歩に出てもすぐに帰って来ます。
暑さ、寒さ、季節には驚く程敏感な反応をするところが
ちょっと感動的でもあります。



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寒く曇った日には、ごろりと寝転がって、
誰かとどうでもいい話をだらだらとしたいものなのですが、
この部屋だけ圏外なのでしょうか、誰からも電波は届きません。



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これからは、寒くなる一方なのだそうです。
いよいよ冬ですか。
新しく買ったコート、袖を通す日も近いようですな。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-16 10:54 | today
旅に出たい
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初めてひとりで海外へ行ったときのこと。
成田からアメリカへ向かう便の乗客はほとんどが日本人で、
外国を感じさせるものなど何ひとつなく。
ところが、空港に降り立ってみたら(シアトルだったのかポートランドだったのか)
当然そこははっきりとした外国で、その迫力に気圧された私は
乗り換えの為にターミナルを移動し始めた辺りからおどおどと挙動不審に。

アメリカからカナダへの便はほぼ国内線と同じ感覚で、
私が乗り込んだ飛行機は通路をはさんで両側に3席が並んだやや小さめのもの。
チケットの番号を頼りに自分の座席へたどり着いてみると、
それは3席並びの真ん中の席。
ということはひとり旅が3人並ぶわけね、と手荷物を収めて
無事にここまでたどり着いた安心感と共に席についたのでした。
ところが・・・

私の両隣に座るべく通路を進んで来たのは、なぜかアメリカ人夫婦。(カナダ人だったかも)
そう、夫婦。
えっ? 私をはさんで夫婦?
解せません。
なんとかエア(どこの航空会社だったか忘れました)のカウンターのお姉さんは
なぜに独り者の私を3席の端っこにしなかったのでしょう?
ところがこの夫婦、真ん中に座る私を見てもさほど気にすることもなく、
奥さんは窓際へ、旦那さんは通路側の席に陣取ります。
あぁ、ここはひとつ
「私が席を替わりますので、どうぞお二人は並んでお座り下さい」
と格好よく決めなくては。
が、しかし、当時の私は英語下手っぴもいいところ。
意を決して奥さんに話しかけてみたものの、多分あちらには
「えー、あー、席ぃ、替わる、いい?」
程度に聞こえたであろうたとたどしさ。
案の定彼女は、外国から独りでやってきた可哀想な子供を見るような目で
「窓際に座りたいの? いいわよ。どうぞ。」
そうではなくて・・・ということを手振り身振りで伝えると、
彼女は「Oh,」と眉を上げて笑い
「ありがとう。でも、気にしないで。
 私たち、いつも一緒にいるんですもの。時には離れて過ごす時間も必要よ」
と、ゆっくりとしたわかり易い英語で言います。
な、なんて気の利いたことを言うんだ、アメリカ人!(うん、カナダ人だったかも)

旦那さんはどんな反応?と見ると、
彼は前方に視線を向けて、何かに気づいたようにふっと立ち上がります。
通路を少し進むと、
3列ほど前の席で鞄を頭上の棚に上げようとしている女性からその荷物を預かり、
彼女が手を伸ばしていた棚にそれを収納しました。
ジェントルマンだぞ、アメリカ人旦那!(まぁ、カナダ人かもしれないんだけど)
そして、奥さんは、席へ戻って来る旦那さんに向かって親指を立てて
「Good job!」と満面の笑み。
その言葉に、旦那さんもそりゃあもううれしそう。
ああ、なんて素敵なんだ。
ビバ、ナニ人か分からない夫婦!!
もうその時点では、それが初めてのひとり海外であることも、
だからちょっと不安で挙動不審だったことも、
「席ぃ、替わる、いい?」レベルの英語しか話せないことも、
すっかり忘れた私は、なんとも楽しく浮かれ気分になっていたのでした。

ちょっと優等生っぽい言い方でなんともこっ恥ずかしいものですが、
旅行というのは、特に、言葉も文化も違う場所への旅というのは、
こういう、人との出会いを楽しむためのものなのかもしれません。
そう、ベトナムの道路を一緒に渡ってくれたおばちゃんや、
香港の街角で道を教えてくれたお姉さんや、
カナダのスーパーで「これ美味しいよ」と声をかけてくれたイケメンや、
そんな人たちにまた出会いたくて私は旅に出るのです。
(くうーっ、かっこいい!)

ああ、旅に出たいよ。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-13 22:46 | trip・odekake
空から
I will go down now,
and see whether they have done altogether according to the cry of it,
which is come unto me; and if not, I will know.
(Old Testament, Genesis Chapter 18, Verse 21)

この時六本木ヒルズへ行ったのは、このDVDを買うために。
「東京スキャナー」。

実はアタクシ、空撮マニアでございます。
空撮です。盗撮マニアでなくて本当によかった。
いえ、それはともかく・・・
なぜか特に、東京の街を空撮した映像が好きでなりません。
この「東京スキャナー」は、
まさに東京の街を上空からハイビジョンで撮影した映像だけを収録したもの。
平たく言えば"延々と空撮"なのですが、
平たく言ってしまったら罰があたりそうな程の傑作です。

映像は旧約聖書18章21節が画面に現れて始まります。
海中から湧き上がった"視線"は空へと高く上昇し、
東京の中心を目指してその飛行もしくは浮遊を開始します。
もう、この辺りから私は鳥肌ぞわぞわ。
かっこよすぎます。

東京湾から荒川を遡り、浅草の街を見下ろし、新幹線を捉え、
まるでターミネーターの目で見るかのような、
偵察機が東京という街とそこに蠢く人々を探っているかのような、
そんな映像はタイトルのスキャナーという言葉にぴったり。
ひとつひとつのシーンに、いちいち「おぉーっ!」と声が出てしまいます。
ただ、
そんな映像と冒頭の旧約聖書の言葉の組み合わせが不釣り合いなような気がしたのですが…。
"視線"が渋谷のスクランブル交差点を見下ろす辺りで
その違和感も消化されました。
まるで
自分が体ひとつで空中を浮遊しながら
街や人を見下ろしているような感覚に突如襲われたのです。
そこからはもう、東京を見下ろすその視線が
旧約聖書18章21節の言葉通り
地上で起きていることを見定めるために下って来た神のそれのように思えて。

本編は20分程の短編ですが、見終えた時には心地よい疲れすら感じるような、
(あくまでも空撮マニアの視点でですが)
すごさです。
ちなみにこの「東京スキャナー」、
六本木ヒルズのオープニングイベントで公開された作品で、
DVDはヒルズのアートアンドデザインストアか
森アーツセンターミュージアムショップでしか購入できません。

そう、東京の空撮といえば「東京の空の下」も傑作。
(だから、あくまでも空撮マニアの観点でね)
撮影・放送されたのが1966〜71年ということで
「東京スキャナー」とは対極のシンプルさ。
これはこれでなんだかドキドキしてしまうマニアなのであります。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-12 00:11 | favorite
苦あれば楽あり
ここしばらく、ばあちゃんの介護がちょっと大変。
毎朝毎晩おむつを替えて、
昼となく夜となく呼び鈴が聞こえたら飛んで行って、
そんな毎日だから
軽く呼び鈴恐怖症で、微妙に睡眠不足。
些細な事を拾っては、
「こんなの不公平だ」って思ってしまう自分に嫌悪感。

だから、嘘に近いような理由をつけて、私、でかけた。
じーこじーこと音を立てて紙を吐き出す大きなプリンターのすぐ隣で
「この音でよくそんなに熟睡できるね」と相方が驚く程に眠って、
定食屋で、ハムエッグ、酢の物、焼き厚揚げ、小ご飯で計600円のディナーを食べて、
「水曜どうでしょう」の新しいDVDを見て大笑いした。

またちょっと頑張ってみよう。
で、しんどくなったら嘘に近いような理由をつけてでかけよう。
人生楽ありゃ苦もあるさ。
ってことは、苦がありゃ楽もあるってこと。
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Top▲ | by mikansky | 2009-11-03 22:56 | other
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