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なんでも、あり

この人たちとガンガン話すのはとっても面白い。

ということで、時々助っ人に行くNK嬢の事務所。
運転しない私をそこまで送ってくれるのは、
ちょっと近くで働いているA錠。
で、今日は夕方に私を迎えに来てくれたA錠と、
珍しく出張ではなかったNK嬢と私の3人で小一時間話しこむ。

今日、日本中のそこここで交わされたであろう藤原紀香の結婚話に始まり、
人の中にはその割合こそ違えSとMが共存しているとか、
ドバイに行って石油王と出会う方法などなど、
それはそれは実の多い(?)話題が盛りだくさん。
そんな流れの結果、今日の私たちがたどり着いたのは、
十分に大人な私たちは
自分の足で立てるくらいの、精神的にも経済的にも強い基盤さえ持っていれば
もうどんな男に心奪われても、どんな恋愛をしても
「あり」だということ。
結局すべては自分への自信の上に成り立っているのか、と考えると
ちょっとずるいかなという気もするけれど、
変わっていく自分もひっくるめて「自分」というものの輪郭が見えてきた私たちは
もう他人のものさしが要らなくなってしまった。
若い頃はね、さすがに3高なんてバカなことは言わなかったものの、
無意識のうちに他人や世の中の基準を
自分の恋愛の基準に置き換えていたようなところもあった。
でも、今となっては、自分の欲求に素直に進んで、
一番気持ちよく生きていきたいだけ。
もちろん、最低限のモラルやマナーはきっちりと押さえておく。
それが大人であることの意義だから。
それだけを唯一の手綱としながら、
後は他人に何と言われようと、自分の好いように、
自分を幸せにしていく。

ひょっとしたら、こんな話をすると眉をしかめる人もいるのかもしれない。
気持ちよく生きられればそれでいいじゃない、なんて。
もちろんすべての感覚が同じなわけではないけれど、
少し同じ方向に向いているアンテナの感度を最大に上げて、
私を否定しないでいてくれるふたりと話すことは
私にとっては大きな救いで、大きな力になっている。

では! と調子に乗って、
関東土下座組組長の異名をもつ私の『土下座の愛』について
ふたりを前に熱弁をふるってみたものの、
「土下座されたいならわかるけど、土下座したいというのは何事?」
とNK嬢に笑われ、
「ミカちゃんの言いたいことは理解できたような気がするけど、
納得はできない」
と、A錠はちょっと可哀想な子を見るように微笑んだ。

「もし土下座することが出来たら、その瞬間に私は白い灰になるの」
と、遠い目をして語る私を許してくれてありがとう、二人とも。


プレゼント、もらってくれるとうれしいです


Top▲ | by mikansky | 2006-11-17 21:17 | people
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