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吐き気がするだろ?みんな嫌いだろ?
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旅でもないのに、つい買ってしまうお土産物を横目に、
くるくると過ぎた一週間。



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甘いお菓子もいいけれど、ときにはハードにいきまっしょい!
と、見にでかけたのは「少年メリケンサック」。
私、嫌いではありません、パンクロック。
大阪で生まれた女が、踊り疲れたディスコの帰りに
「これで青春も終わりかな」と呟くように、
教え疲れた仕事の帰り、私は時々パンクを聞きます。
ぐったりと疲れた脳味噌に、妙に昂った神経。
本当は静かな音楽でクールダウンするのが筋かもしれません。
でも、そんなことしちゃったら、怠け者の私は
「うん、アタシ頑張った」なんて、しみじみと自分を甘やかしてしまう気がして。
だから、リラックスしかけた神経に、最強の麻薬を注入するように
イヤホンからパンクロック。
甘えそうな神経を、無理矢理引き戻して鼓舞するのです。

さて、映画は、といえば・・・
残念ながらいまひとつスッキリとしないものでした。
アイデアは面白い。
バンド・少年メリケンサックはかっこ悪くてかっこいい。
キャストも、メインから脇まで結構豪華。
(ザ・スターリンの遠藤ミチロウやアナーキーの仲野茂、
ザ・スタークラブのHIKAGEがちょい役で登場です。
でも、私たちが一番盛り上がったのは、なぜか烏丸せつこでしたが)
なのに、不完全燃焼、消化不良、どっちつかず、なのです。
うーん、脚本の甘さもその理由のひとつなのですが、
私と友人が感じたのは、某役を演じた役者さんの演技に漂う違和感。
どうも、最初から最後までアイドル映画的な雰囲気が抜けず、
なんとも言えず不思議なものでした。
とはいえ、見れば見る程
「そうそう。大人をなめちゃいかんのだよ、小憎ども」
という気持ちがどんどん高まって、
その辺は気持ちよかったのですが。


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それにしたって、小憎どもの首根っこ押さえつけるには
賢く年は重ねても、醜く年を重ねてはダメね。
そんなことを考えては、林檎をジュースにしてみたり、
あごのたるみをコロコロローラーで刺激してみたりしています。
Top▲ | by mikansky | 2009-02-24 23:26 | movies
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